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Q&A 2

Question

革衣料をクリーニングに出すときの注意点を教えて下さい。

Answer

革衣料は容易に洗濯やクリーニングができないので、日頃の手入れが重要ですが、それでも汚れがひどくなった場合にはクリーニングせざるを得ません。

その場合、特に何を注意すれば良いか列挙してみました。

  1. 皮革専門のクリーニング業者、あるいは専門業者に取次ぎできる店であることを確認する。
  2. 店頭の受付時に立ち会って汚れ、変退色の程度、傷、破れ、ほつれなどをチェックするできれば袖や丈の寸法も測っておくと良い。またレザーに限らないが、ボタンや装飾品など付属品の確認も行うと良い。
  3. スーツなどペアの物は片方が汚れていない場合でも、色あわせ用に店に預けると良い.コートなどのベルトも参考になる。
  4. 動物の種類や革の表面の加工法などにより、クリーニング中の機械的な作用によって生体時の傷や血管跡などその革の持つ特徴が顕在化してくる場合もあることを認識しておきたい。
  5. 汚れが除去されると着用中の光による退色が顕在化することがあるので、認識しておくこと。
  6. 一般的にクリーニングすると新品同様に仕上がってくるという錯覚(期待)があるが、革にまったく変化を与えず、汚れだけを取ることは不可能。ある程度の変色、縮みや、風合いの変化が生じることがあるのはやむお得ないと思っておきたい。なお、クリーニング店から戻った革衣料は、すぐに袋から出し、石油の臭いなど異臭がした場合は、店に再処理を依頼するか、風通しの良い屋外で臭いがなくなるまで陰干しすると良いでしょう。その後、型くずれを防ぐため肩幅にあった厚手のハンガーに掛けて、直接光の当たらないところにゆったりと吊るして保管しましょう。

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